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柔道整復学校の選び方3

2008年07月27日 柔道整復学校の選び方3

昨日 

1.実際に授業を行う教室で行われているか?

 *模擬授業(試食会)用の演出された教室でないか?

 *実際の授業等の関係で他教室で行われる場合はこの限りでない。

2.実際の教師が行っているか?

 *模擬授業(試食会)用にキラキラした講師を外部から呼んでいないか?

 *特別なイベントで呼んでいる場合はこの限りではない。

 *柔道整復を中心とした医療系学科以外はこの限りではない。

3.在学生との接触を拒んでいないか?

 *試験週間等はこの限りではない。

4.柔道整復以外の資格を取れることを売りにしていないか?

 これは特に悪いと言うことではありませんが、「二兎を追うものは一兎も得ず」にならない様にと言うアドバイスと、柔道整復の勉強は『国家試験合格レベル』と言う設定でもかなりの量があります。と言う忠告はさせていただきます。

以上の4点を注意すると良いと思います。

と言うお話をしましたが、資格等を理解していただくにはある程度は仕方ありませんが、学校(学科)を理解していただくのに過度の装飾は良くないと考えています。

「本来の姿の授業や実習」を参加者や保護者に見学していただき、その上で判断していただくのが良いと思います。

ですから判断の材料にするには学生さん(在学生)の生の声を聞くもの良い方法の一つだと思います。

さて、本日は国家試験の合格率について触れてみたいと思います。

100%と言うことを前面に押し出している学校があります。立派なことですが分母は確認してください。入学者数であれば素晴らしい数字です。国家試験受験者であれば国家試験者数が3年進学数や認定実技審査受験者数を比較するといろいろなことが見えてくると思います。さらに国家試験受験者数ですら操作されていると言う噂があります。

 当校は決して悪い数字ではないですが、あえてここでの公表はひかえさせていただきます。当校ではお預かりした学生さんが、3年生まで進路変更することなく、進級したら全員合格するように教職員一同頑張っています。

 当校も新設校(新設学科)として平成13年度より開始し4回の卒業生を送り出してきました。合格率操作をせずに一期生(平成16年3月卒業)から合格率操作をしている学校と遜色ない合格率で推移してきましたが、四期生から良い数字となり五期生もきっと良い数字を出してくれると思います。

とは言うもののどこの学校も合格率は気になるものです。そして選ぶ側の指標となるのも良くわかりますが、数字(合格率)の持つ本来の意味を理解して判断の材料にしてください。

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