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評価

2009年04月24日 評価

「看護士長、なにをイライラしているんですか?」

めずらしくイライラしている看護士長(女性43歳)に看護部門でない男子医療スタッフ(35歳)が声をかけます。

「またあのナース1(24歳)が点滴漏らしたのよ」

「仕方ないじゃないですか、ミスなんですから」

「本来医療ミスは許されるものではないけど、私も何とか我慢して、何度も何度もこつを教えて練習するように言ってるのよ。でもあのナース1全然練習していないで同じ事繰り返すのよ」

「えっ?そうなんですか、いつも看護士長に怒られたあとかなり落ち込んでいますよ。それにボクに練習させてくださいって言ってきていますよ。やる気はあるんじゃないですか??」

「そうなのよ。患者さんにも受けは悪くないのよね。私も落ち込んでいるのは人伝に聞いてはいるけど・・・でも練習しているのは筋注よ!」

「練習しているんだから、やる気が無いなんて言わないで下さい。看護士長はナース1がお嫌いなんですか?それにナース2(25歳・推定)の方がよっぽどダメですよ」

「私は好き嫌いでモノを話しているのではないの。ナース2がダメなのは知っているけど、ナース2は患者さんもダメなのがわかるから治療はされたがらないからまだいいけど、ナース1は患者さんが点滴をされたがるから・・・だってそれがいつももれていたら治療効果で無いでしょ・・・そりゃたまにはうまくて行っているけどそれは極めてまれ。つまり薬剤がもれ続けているの。それで患者さんが悪くなったら誰が責任取るの?私が責任取るのが嫌なんじゃなくて、病院の名誉にかかわることでしょ?それ以上にせっかく患者さんが治しに来て治らないのが何より苦痛なの!!!」

「看護士長、一生懸命やっているナース1は悪くないですよ。だって一生懸命やっているんですから」

「・・・・・」

点滴漏らされた患者さんはそのままいいのでしょうか?今後もそのことが起こりつづけていいのでしょうか?看護士長は深いためいきをつきながら考えた・・・

 

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