カツレツ
2009年09月22日 カツレツ
カツレツとは食材を小麦粉、溶き卵、パン粉などの衣で包み、食用油で加熱した料理(料理法)の日本での呼び方のようです。西洋料理に日本独自のアレンジを加えた洋食の代表的な料理として知られています。
フランス料理のCôteletteに由来しています。チーズをはさみ込んで揚げたコルドンブルーや、イタリア料理のコトレッタやロシア料理のコトレータなども起源を同じくするとされる料理であると考えられています。
カツレツに用いられる素材は、関西では主として牛肉であるのに対して、関東以北では圧倒的に豚肉です。語源を考えるとちょっとおかしいのですが、テレビ番組で「知ってる?関西のとんかつは牛肉なんだって?」ってやっていた気がします。
まあカツレツの豚肉限定版が「とんかつ」なんでしょうから明らかにおかしいですよね。
関東におけるカツレツについては、銀座の老舗レストラン『煉瓦亭』が考案したとされているようです。
その後多方面に広まったポークカツレツはその後独自の進化を遂げ、「とんかつ」と呼ばれ、数多くの派生料理(エビフライ等)を生むこととになった様です。