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半月板とは(一般の人向けの説明)

2010年06月24日 半月板とは(一般の人向けの説明)


半月板は大腿骨と脛骨の間に存在し、体重の加重を分散し膝を守る緩衝作用を持つとともに、関節の適合性を高めています。
一つの膝関節に対し内側と外側にあります。内側と外側では形が異なり、かつ内側は内側側副靭帯とくっつき、外側は外側側副靭帯とはくっついていません。

 半月板は繊維軟骨という組織であり、ほとんど栄養をもらう血管がないため(実は痛みを感じる神経もほとんどない)、周辺の関節包からの血液と周囲にある関節液からの栄養を受けて維持されていて、通常、長さ約40mm、幅8mm、厚さ1〜4mm程度の大きさをもつ三日月形の形状をしています。

 半月板は激しいスポーツはもちろん、うさぎ跳び(半月板を痛めるためにほとんど行われなくなっています)のような動作でも破損・断裂する危険があります。 半月板が損傷・断裂して砕けた破片の一部が関節内ではさまり、動かなくなった状態を嵌頓(ロッキング)と呼びます。


自己治癒能力はほとんど無いと考えられています。
ただ、痛みを感じる神経がないのに痛みを感じるのはおかしいとの疑問がもたれています(関節の袋がとても高性能なセンサーで感じ取っている様ですが)

また、ごくまれに放置してあたかも治ったように感じる症例もある様です。

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