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咳が続いたら1

2010年07月29日 咳が続いたら1

当科の先生が咳が長く続くので検査を受けたそうです。
まあ、学生さんにうつしたら大変なのである意味当たり前ですが。

百日咳や結核、その他感染症は検査の結果ほぼ否定されました。
では、なぜ?
胸部CT検査で陰が発見され経過観察だそうです。大事に至らなければ良いのですが。

柔道整復師とし是非知っていた方が良い事として、「咳が続く」場合に何を疑うかです。

結核は授業でも良く出てくるので、今回はマイコプラズマ感染症(肺炎)について記載してみます。


マイコプラズマ肺炎

原因
 肺炎マイコプラズマに感染する事により発祥します。肺炎マイコプラズマはウイルスと細菌の中間の性質を示し、細胞壁を持たないのが特徴です。

疫学

  秋から冬に感染のピークがありますが、ほぼ年間を通してみられます。個人的には夏に多い印象さえあります。好発年齢は 6 〜 18 歳で、特に 8 〜 10 歳あたりに最も多くみられるそうです。
流行はおもに飛沫感染(つば吐き等の物質が乾いて飛散する)によって起こり、保育所や学校、家庭などの比較的に閉鎖性のある集団で発生する場合が多いです。

潜伏期間
 2 〜 3 週間と、他の細菌に比べて長い。

症状
 発熱で発症し、 1 〜 2 日遅れてわずかに痰のからんだ咳が出現し、徐々に増強するとされています。
鼻症状は軽度であるのが原則です。発熱や咳が持続しても全身的な状態はあまりでません。
無治療の場合には、症状は 2 〜 4 週間にわたり進行するが、その後漸減し、ほぼ全例が続発症なく改善するのが一般的です。



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