狂犬病
2010年09月21日 狂犬病
36年ぶり狂犬病発症、京都の男性が比でかまれ重体(2006年11月16日、読売新聞)と言う記事がありました。もう何年も前ですみません。
経過は以下の通りです。
厚生労働省は16日、京都市の60歳代の男性がフィリピンで犬にかまれ、帰国後に狂犬病を発症したと発表した。
男性は意識不明の重体。日本人が国内で狂犬病を発症したのは、1970年にネパールを旅行後に発症した男性以来36年ぶり。
厚労省は「通常は人から人に感染しない」と感染拡大の恐れはないとしている。
厚労省によると、男性はフィリピン滞在中の8月末、野良犬に手をかまれ、11月1日に帰国。9日に風邪のような症状が出て、京都市内の病院を受診。
その後、幻覚症状、水や風を怖がるなど狂犬病特有の症状が出た。国立感染症研究所が調べたところ、男性の唾液(だえき)から狂犬病ウイルスが見つかった。
狂犬病は人獣共通感染症で、アジアでは犬が主な感染源。有効な治療法がなく、発症すると100%死に至るという。かまれてすぐにワクチン接種を受ければ、ほぼ100%助かるが、この男性は接種していなかったとみられる。
国内で犬にかまれて狂犬病を発症した人は、55年以来おらず、狂犬病の犬も57年以降見つかっていない。
厚労省結核感染症課は「国内では犬のワクチン接種が義務づけられている。流行地域では動物に近寄らず、もしかまれたらすぐにワクチンを接種してもらいたい」としており、16日、検疫所や自治体、日本医師会、旅行会社などに対し、狂犬病の流行地域への渡航者に注意を促すよう通知した。
京都府発表
ペットは人生のパートナーであることは間違いありませんが、事感染症については「かわいいから病気を持っていない」は完全に誤った認識です。
ワクチンの摂取を怠ったり必要以上の接触は避けるべきです。
また、国家試験としても「狂犬病」は要チェックです。
もう一度ノートを良く見て知識を整理しましょう。
お堅い話ですが重要です。