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国技である柔道でなぜガッツポーズを認めているのですか?

2012年12月20日 国技である柔道でなぜガッツポーズを認めているのですか?

柔道に関係している一般の方に良く聞かれることのひとつです。
柔道は国技ではありません。日本が発祥の地です。いわゆる「お家芸」と呼ばれるべきものです。
そもそも、日本には国で定めた「国技」はありません。カナダの「アイスホッケー」や「ラクロス」は国で定めた国技です。日本では相撲を国技と捉える向きがありますが、正式にはどこにも定めていません。
さて、問題の柔道でガッツポーズを認めているか?ですが柔道のルールの中に
【相手の人格を無視するような言動をすること。(講道館ルール)】【試合中に、無意味な発声や、相手や審判員の人格を無視するような言動をとること。(IJFルール)】があり「運用によって」は警告、もしくは反則負けにすることも出来るのかもしれません。しかし、実際はオリンピックなどで日本を代表している選手もガッツポーズをしているようです。
スポーツ化、国際化で仕方ないとの向きがありますが、武道の精神には反していると考える方が多いようです。
相手にダメージを与える事を競技としているので、その部分だけであれば相手を思いやる必要など全くないのかもしれません。ただ、武道である柔道と言うことであれば「禁止にすべき」と言え、万が一試合終了前にガッツポーズをしたら反則負けになると思います。
それぞれお国の事情がありますが、ガッツポーズだけでなくパフォーマンスなどは日本のお国事情にはそぐわないと言えます。「そんな事(ガッツポーズやパフォーマンス)は国際化する必要はない」とおっしゃった先生がいました。まあ、そこはあまり深く触れず、最低限してはいけない意味を知り、日本の文化として取り入れるべきだと思います。ただ、まねをするだけでは「猿真似」と言われて仕方ないのかもしれません。最終的には指導者の資質の問題なのでしょうか・・・

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