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患者さんを紹介しました

2013年01月28日 患者さんを紹介しました

付属接骨院で治療をしている患者さん(ACL断裂後の痛みと拘縮)がずっと腰痛を訴えていました。
大病院専門医でずっと経過を診ているのですが、一向に軽快しません。患者さんの強い希望もあり11月から加療しました。初回、2回目とかなり良かったのですが、3回目以降はあまり良い状態ではなくなってしまいました。
当然初診のときから、神経学的なチェックも行い、髄膜刺激症状が無いかもみました。(←当たり前ですが)
おおよそ週2回の治療ですが膝は完治といって良い状態ですが、腰は最悪の状態(付属接骨院で治療を始める前)よりかは若干??良いだけでかなりつらそうです。(これも当たり前ですが)様々な角度からも病態に迫れるような検討をするのですが・・・・
個人情報があるのであまり書けませんが、画像面、投薬面、また治療(安静固定)など何をやっても原因がつかめません。ヘルニア、腫瘍その他画像面から否定されています。唯一年末の画像診断で分離症を発見された程度です。
私の唯一?の疑問は神経学的なチェックが高位診断としては不思議な出方です。具体的には診るたびに責任と思われる高位が変化します。これは・・・何か脳を中心とした病変があるのでは?しかし、出来る限りの検査(瞳孔反射、バレー徴候など)では問題ないし、何より病的反射も出ていません。

本心はもっと早く私の紹介で精査をしたかったのですが、大病院専門医との兼ね合いがありましたので。
年末の検査で分離症のみの指摘で、さすがに患者さんも私の紹介で精査を希望してきました。

本来私が何か断定できれば良かったのですが。
私が最も信頼する先生に連絡をして、MRIの情報を持って麹町の接骨院に行って来ました。

はじめから画像を見ることなく臨床所見、徒手検査などを中心に丁寧に診てくれます。
やはり、疑問に思ったようです。
私と同じようにヘルニアなどではなく、他の病変を疑いながら画像をみます。
じっとみていてとあることに気がつきます。

再度痛みの様式や頭痛についても詳しくたずねます。

そして、出した結論は「何らかの理由で脊髄の内圧が胸椎以下のみ上昇していることが一番疑われます。画像でも特殊な写り方をしています」(患者さんの許可が得られたらアップしたいと思います)

なるほど確かに。すみません。私は気がつきませんでした。ただ、ヘルニアや明らかな腫瘍がないことだけをみていました。

まだ確定診断はついていませんが、深く反省しながら、とても勉強になった時間でした。

開業している方は当然ですが、あまり患者さんを「かかえ」過ぎるのは恐いものだと実感しました。
もし、紹介がないとしたらそれは問題だと自覚するか、慰安であると言われても仕方ないのではないでしょうか。


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