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前十字靭帯損傷に思うこと3

2014年07月14日 前十字靭帯損傷に思うこと3

前十字靭帯損傷の治療も様変わりしてきました。
いろいろなことが解明され、保存療法では再生は不可能と考えられていたものが再生する「可能性」が示唆されたり。

何もわからないころから(←すみません)外傷を多く扱い、まがりなりにも日常生活動作に復帰させてきていました。その経験だけでお話ししてはいけないのは重々承知していますが・・・・

組織を修復させるのには「安静」が必要です。それを信じて「完全固定」していることが最高だとし。それを実践している時期もありました。そんな治療をしていましたが、言うことを聞かない患者さんがしょっちゅう固定を外してきているにもかかわらず治ることを経験していきます。そこで完全固定が必要なのではなく損傷している組織が「再損傷しないように固定」することが必要だと言う安直な結論に達します。するとそれをいいことに「組織が再損傷」しなければどんどん動かす治療を推奨していきました。今にして考えるとひどい話です。痛みも何もお構いなしくらいの勢いですから・・・・
そんなことをしているときに、実は動かしているので拘縮こそ少ないのですが組織自体の治りの悪いことに気が付きます。患部の損傷程度にもよりますが、1〜3日の完全固定、その後組織が再損傷しない方向には動かす。と言う治療方法に変えていきます。拘縮は最低限でかつ組織の修復度(強度)はかなり納得のいくものであることまでたどり着けました。

まあ、冷静に読むと初期は安静→程よい固定という、なんということのない話なのですが。


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