過日とある接骨院に当校のパンフレットを置いていただくために訪問していたところ、骨折の患者さんが分院に来院しました。臨床症状やBモード画像（超音波観察器）などから強く骨折を疑ったため近医に精査を依頼したそうです。しばらくするとPIP関節部における脱臼骨折で手術を強く勧められたそうです。しかし、諸般の事情があり手術を回避したいとのことで、整復・固定を依頼されました。
整復は特に変わったことはありませんが、固定は伸縮テープおよび輪ゴムをアルフェンスにかけるものです。
アルフェンスの加工に少々の工夫があります。
いずれ、写真を掲載予定です。

患者さんの了承を得て一部始終を動画でとることが出来ました。貴重な資料なると思います。
個人情報が多いのでウェブにアップすることは出来ませんが、学生さんや卒業生で興味があればお見せすることができます。

経過は2週間たった時点では良好の様です。